人材会社であるDPTがビニールハウスを建てて野菜を育てる理由

e-minori

タイトルの通り、この度、人材会社である当社は自社のビニールハウスを建てて、野菜を栽培することになりました!
これだけ聞くと、人材会社が農家に転身?なんて思うかもしれませんが、「おいしい野菜を育て、みなさんの食卓に届けたい!」というわけではなく…
DPTは「農家さんのお困りごとを解決したい!」んです。
今回はそんなDPTの農業分野での取り組みを紹介したいと思います。

DPT株式会社について

当社は、1989年に創業し、現在は名古屋に本社を構え、事業を全国展開しております。
祖業である製造業への人材派遣を行うことでものづくりを支える「アウトソーシング事業」をはじめ、技術でものづくりを支えるエンジニア派遣や委託先企業の技術開発を受託する「エンジニアリング事業」、そして専門分野に特化した求人広告『ジョブコンプラス』の企画運営を行う「メディア事業」と、3つの事業を中心に展開しております。
近年では人工知能研究やスマート農業にも積極的に取り組んでおり、ビニールハウス内などの環境制御システム『e-minori』の開発及び販売も行っております。

なぜ農業分野に参入したのか?

上記のようにメインは人材会社である当社ですが、近年では、ビニールハウス内などの環境制御システム『e-minori』の開発・販売も行っています。

では、なぜ農業分野に参入したのか…?

当社では2017年から自社製品の開発に着手。
当時の製品開発プロジェクトメンバーのおじいさんが農業を営んでおり、おじいさんの農作業の負担を少しでも軽減したい、農業に関する課題を解決したいという一人のスタッフの想いからスタートし、本格的に農業分野に参入いたしました。

農業は高齢化も進んでおり、アナログでの作業が多いため、農家さんの負担はかなり大きく、近年では農業の人手不足も問題視されています。
それらの問題を、より安価に少しでも解決したいという想いのもと日々研究・開発を行っております。
現在販売中の『e-minori』は、ハウス内の温度や湿度などの測定と、換気や暖房などの制御ができる装置で、スマホやPCから簡単に操作でき、農作業の負担を軽減する事が可能です。さらにCO2排出削減や高騰する燃料費の削減により環境問題への配慮やコスト抑制に繋げることも可能です。

今後の展開(ビニールハウスでおこなうこと)

そしてこの度、岐阜県可児市に自社のビニールハウスおよびAIの研究棟を開設しました。
このビニールハウスでは、実際の農業環境を整備し、e-minoriの動作検証および、現在開発中の新システムの実証実験をおこなう予定です。
実験を行いながら改良を重ね、将来的にはAIの力でおいしい野菜を育てることができ、農家さんの負担をかなり軽減できることを目標としております。
そのために当社のスタッフ(農業経験なし)が自社のビニールハウスで実際に農作業をおこない、野菜を育てていきます。
いつかDPTがAIの力で育てた野菜が、みなさんの食卓に届く日があるかも…?

随時ハウス内の様子や進捗報告をしていきますので、みなさまご期待ください!

 

自社圃場・研究棟についてはPRタイムズをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000113768.html

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