北海道の魅力をお伝えします!

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日本で最も大きな都道府県と言えばどこを思い浮かべますか?そう。「北海道」ですよね。違う都道府県を思い描いた方はいませんよね…?観光・食事・自然、何をとってもスケールの大きさで私たちを魅了してくれますが、北海道は言わずと知れた「一大農業産地」なんです!じゃがいも、にんじん、とうもろこし、かぼちゃ、たまねぎ…なんだかカレーの中身みたいですが、全て北海道が全国1位の生産量を誇る作物たちなのです!

今回は広大な面積を誇り、一大農業産地としての圧倒的な地位を確立している「北海道」の農産物の魅力をお伝えしていきます!

1.北海道が誇る超名産!ほくほくの触感がたまらない「じゃがいも」

老若男女に愛されるじゃがいも。じゃがバターやフライドポテト、肉じゃがにポテトサラダ…数えればきりがなく、様々な料理の主役になるじゃがいもですが、北海道が国内総生産量のうち、実に77%が北海道産なのです。そんなじゃがいもですが世界では150品種以上が存在していますが、日本のスーパーなどに並ぶものは約15品種ほど。形や色など様々ですが、当コラムでは厳選した品種のじゃがいもごとにおすすめの調理方法をお伝えしていきます!

1-1 男爵いも

最もメジャーと言っても過言ではない男爵イモは、コロッケやポテトサラダなどの調理がおすすめです。また味を良く吸ってくれる性質の為、肉じゃがなどにもおすすめですが、煮崩れしやすい為火加減に注意が必要です。

1-2 メークイン

イギリス原産のしっとりきめの細かいメークインは煮崩れしにくく、煮物や炒め物などがおすすめです。中でも日本の国民食ともいうべきカレーには最適なじゃがいもと言えます。

1-3 キタアカリ

強い甘みが特徴で男爵イモのようなほくほく感も併せ持つキタアカリは断然じゃがバターがおすすめです。その際は皮ごと加熱すると煮崩れせずきれいな形を保つことが出来るので是非試してみてください!

2.この食材が無くなったらどうなるのか…究極の変化食材「小麦」

ラーメン、うどん、パスタにパン、ケーキやお好み焼きなど小麦は変幻自在に姿かたちを変え、私たちの食卓を豊かにしてくれます。
日本国民1人あたりの年間消費量は31,7㎏で日本だけで約47億トンも消費されています。最近は輸入の関係もあり、値上がりしている為、米粉などが代用されることもしばしばですが、ちなみに日本の小麦粉の国内消費の約99.9%が輸入に頼っているのです…国産の小麦粉…レアですね…。
日本の小麦粉生産ですが元々は関東の南の地域で盛んに栽培されていました。北海道が小麦の産地として栄えるようになったのは1970年代後半から。当時の日本は外国の安い小麦が大量に輸入されるようになり、国内生産の小麦が売れなくなってしまったとの事。そして1973年には国内総生産はポーク時の10分の1にまで減少しました。そんな中、北海道が小麦の生産に力を入れ始めます。当時の日本は食料自給率が年々低下しており政府として何か策を打ち出さねばならなかったのです。そこで北海道の小麦栽培に適した気候に目を付け小麦栽培が本格化していったのです。
現在では国内シェアNo.1の北海道で生産される小麦。実は小麦は年2回種をまきます。秋にまく品種を「秋まき小麦」、春にまく小麦を「春まき小麦」と呼びそれぞれに特性が違います。今回はその中で代表的な品種を紹介します。

2-1  春よ恋(春まき小麦)

この小麦は国産小麦界の絶対的エースとして君臨しています。この品種は強力粉として主にパン用品種として用いられ実に国内流通量の約35%をしめています。この小麦で作られるパンは、初心者でも扱いやすく、噛めば噛むほど甘みが増しもちもちとした触感が特徴で、外がカリっとするようなハードなパンにはあまり向いていない小麦となります。その他。中華麺や餃子の皮などもモチモチの触感が楽しめておすすめです。

2-2 きたほなみ(秋まき小麦)

こちらの小麦は道内で最も作付面積が多く、国内で最も多く生産されている品種になります。北海道産小麦の約9割、国産小麦の約5割がきたほなみとなります。用途も幅広く強力粉から薄力粉まで広く用いられますが、うどんやそうめんなどの麺類に主に用いられています。色の白さやきめ細やかさが特徴で、麺の色味と食感に優れ味や風味も輸入小麦と比較して優れている為全国の麺メーカーに用いられているみたいです!

3.煮る!焼く!生!(新たまねぎに限る)まさに万能「たまねぎ」

皆さん!突然ですが、たまねぎには何品種ぐらいあると思われますか?
正解は3種類。実はたまねぎは大きく分けて3種類しかありません。しかも黄・白・赤の3種類とまさかの色分け…。北海道では国内生産量の約6割のたまねぎが作られています。今回はそれぞれのたまねぎの特徴をお伝えしたまねぎ選びのコツをお教えいたします。

3-1 黄たまねぎ

もっとも市場に流通しているたまねぎで、皆さんも知っている茶色の薄皮に覆われた品種になります。この玉ねぎは加熱すると甘みや旨味が増すため炒め物や煮物、揚げ物に適しています。また生でも食べられますが辛みが強いのでしっかりと水にさらしてからサラダに入れるとよりおいしくいただけます。ちなみに、選び方のポイントは持ったときにずっしりと重みを感じ、固く締まっているものが水分を多く含んでおいしいものになりますよ!

3-2 白たまねぎ

春先に出回る新たまねぎの一種で辛みが少なくみずみずしいのが特徴です。オニオンスライスやサラダなどに入れるなど生食に向いている品種です。カツオのたたきと一緒に食べるのもおすすめです!水分が多く傷みやすいため他のたまねぎと比較しても日持ちはしない品種になります。

3-3 赤たまねぎ

サラダやフレンチ料理に使用されることの多い赤たまねぎ。なぜ赤いのかというと「アントシアニン」と言われるポリフェノールの一種の色素成分で、他の作物で言うとブルーベリーやナスなどにも含まれています。この赤たまねぎの特性として黄たまねぎと比較して辛みや臭みが少ないため、生食向きと言えます。しかし加熱調理となるとすると水分量が多い分そのほかの成分が少なく、黄たまねぎと比較して甘みやコクが劣ってしまうようです。加熱調理する際は彩りとして用いることをおすすめします。

まとめ

まだまだ北海道の魅力の1%も伝えられていないと思いますが、魚介や観光以外にも馬産地や農業といった一大農林産地としての絶対的地位を確立している北海道。
是非遊びに行ってみてはいかがでしょうか?

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